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革靴ができるまで 2

更新日:9月1日


作る靴のタイプが決まったら、採寸です。


ソックスやストッキングを着用して靴を履く人が大半だと思いますので、


足長・足巾・足囲などは、普段靴を履くのと同じ状態で測っていきます。


メジャー(マスト)や足計測用の定規(ノギス型)などを用いるアナログな方法ですね。




立った状態や座った状態、または足を投げ出した状態など、


足への荷重のかけ方を変えて採寸データをとっていきます。


(※長時間立っていられないなどの場合は座った状態のみ測ることもあります。)




”荷重がかかった状態とかかっていない状態を行き来するのが歩行”


ですので、数値を見ると歩きながら足のサイズが変化しているのが読み取れます。


筋肉質か脂肪質か、形状の特徴、左右差なんかもザックリ把握できます。



ただこのアナログ採寸。


力の入れ方やマストのかけ方で人によって多少のバラつきが出るのも事実ですので、


回数を重ねて自分の中で安定させていくことや、


他の採寸と組み合わせて精度を上げていく必要があるかな、と考えています。


あとは、何の為の採寸か?


を明確にして取り組んだ方がいいですね。


私の場合は木型を作るための採寸ですので、それにフィットするよう改善していっています。




その他、立体の形状を把握するための採寸も諸々。


開業当初より採寸箇所がずいぶん増えました…



今回はエンジニアブーツですので、


シャフト周りも測ります。


この時に前重心か後ろ重心か、立ち姿勢も見ています。


ズボンの裾をINするのかしないのかもお伺いします。




そして裸足での計測もします。


今回は特別に掲載許可を頂きました。


普段は公開したりしませんのでご安心を。



前、




横、




後ろ、



左右と。


写真も撮らせて下さい。


靴での擦れや、骨の出っ張り、肉付きなどなど…


裸足の状態ですと得られる情報はグッと増えます。


記憶と記録に刻み込んでいきます。



これはフットプリントです。


足裏のスタンプですね。


↑は、”両足分とって重ね合わせて左右差を見るの図” です。



上から見た形状では大きな差は少ないですが、


先ほどの採寸データでは、足囲が左の方が大きいです。


…ということは、左の方が厚みがある足なのかな?


あるいは、


左右の採寸位置が少しズレてしまったかな…?確認しよう!


ってな感じで使うデータですね。



靴作りの最初の一歩の作業ですので、


ここがいい加減だと後で何をやっても靴はフィットしません。



数値を取る作業はこれで終わりですが、


足のデータ取りはもう少しだけ、、



続く。




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