おかえりなさいませ、HIGUMA ENGINEER BOOTS。
まだ納品から半年。
“ここぞの場面で履いている” との言葉通り、
シャフトのシワ感こそ出てきたものの、傷みはナシです。
ではなぜ返って来たのか…
彼が売れっ子のタレントだから
です。
ウェブサイトのトップでも活躍してくれていますし、
昨年末にはテレビデビューも果たしました。
そして今回は、
紀伊国屋書店のイベントスペースに登場、と相成りました。
予約制、お子さま向け、人数制限あり、のイベントですので、
どれくらいの方の目に触れるかは分かりませんが、
私の手を離れ、一人歩きしていく姿に感心しております。
(私物にもかかわらず、いつも快く貸し出してくださるお隣の鉄人にも感謝!)
で、
人前に出るにあたって、少しお手入れをしたのが先の写真です。
革の油分というのは、着用の有無に関わらず時間の経過で抜けていくものですので、
そのオイルメンテナンスを。
また、底周りのコバ仕上げ剤を再塗布。
こちらは時間の経過ではなく、使用によって擦れたり塗れたりすることで落ちていきます。
このブーツの場合はナチュラルな素材感を活かした薄い仕上げですので、
定期的に塗りなおす事で傷みを防止できます。
”味が出る” と ”へたる” の違いは主張していきたいところ。
んー…改めて手に取ってみて…
作った自分が言うのもなんですが…
いいブーツだな!
10年の集大成の意気込みで作っただけあってウンヌンカンヌン。。。
…ということで、このブーツについては製作工程を写真や動画で記録に残しています。
次回以降、こちらのブログでその過程をトレースしていこうかなと思っております。
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