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革靴ができるまで 1



革靴をオーダーで頼む。


現在70代後半以上の方の中には、経験ある人もそこそこいらしたようですが、


今となっては、世にいう “あるある” ではない体験になってしまったようで。



未知=期待+不安 ですので、期待の方が大きくなるよう、


うち(HOME BASE) ではこんな風に進めてます、という流れを追ってみます。


ヒグマ革のエンジニアブーツというレアケースを例に。



まずは打ち合わせから。


お客さんの方で難しく考える必要はナシです。


はい。


難しいことはこちらで全て引き受けます。



・こんな靴が履きたい!


・今までの靴だとここが不満だ!



この2点を中心にお話伺っていきます。


オーダーの場合、見た目(デザイン)の良し悪しはそれぞれの好みによる。


と考えていますので、私はその好みを拾うのに徹しています。



今のところ、「この中からスタイルを選んで下さい」とはしていませんので、

(それもあった方がいいかもしれないとは考えてますが…)


デザインについてはフリーです。


うちのサンプル靴や置いている雑誌からスタイルを決めていっても良いですし、


今まで履いていた好きな靴をお持ち頂いたり、


雑誌に載っていた靴やWEBで引っ張ってきた画像なんかも参考になりますね。



編み上げのブーツが履きたい!…とか。




フォーマルでも履ける短靴!…とか。



スニーカースタイル!…などなど。



具体的でなくてもいいんです。


糸口を与えて頂ければそこから辿っていきますので。





見た目うんぬんより快適に履きたい。


市販靴だと痛くてどうしようもない、涙ポロン…



はい、そんな場合もお話伺います。


靴はスタイルによってそれぞれのポテンシャルがありますので、


用途に合わせたスタイルの提案も可能です。



ただし!


ケガや病気の治療中(足の状態が変わる可能性がある)の方向けの靴は作れません。


それは医療分野の仕事です。


私に出来るのは、現状の足に合わせて靴を作る事だけです。


悪しからずご了解ください。




靴のスタイルが決まったら、次は採寸ですね。




次回に続く・・・

































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